列車写真集:近鉄16400系ACE

22000系の狭軌版であり、南大阪・吉野線にて老朽化した
16000系2編成を置き換える目的で製造されたのが本系統である。
1996年より営業を開始、2両編成2本が同路線に導入されました。
22000系との相違点は、車体は同等であるが、全車電動車の22000系に対して
16400系は2両中、吉野寄りの1両のみが電動車(1M1T)となっている。
また、近鉄特急車両で初のIGBT素子を使用したVVVF制御機器を搭載した。
最高運転速度は、130km/h から110km/hへと押さえられている。
その為、台車へのヨーダンパ取り付けはされていない。
運用では、2両編成単独での運用の他、従来の16000系・16010系・新型の16600系と併結運用が可能となっている。
愛称は22000系と同じくACE(エー・シー・イー)となっている。


各編成フォトギャラリー
吉野側先頭 モ16400形
16400系の制御電動車であり、上部に
下枠交差型パンタグラフを2基搭載している。

阿部野橋側先頭 ク16500形
一方のク16500形は、モーターやパンタグラフを搭載せず、スッキリとした形状となっている。

その他フォトギャラリー

カーブを走行中ACE
(古市駅ー道明寺駅間にて)
単独運用での様子。

登り坂を登るACE
(南大阪線高田市駅にて)
こちらも単独での運用。

16000系と連結して運用中のACE
(南大阪線河堀口駅にて)
16400系は、同系列以外の在来特急車両と連結運用が可能である。ただし、26000系・16200系とは連結運用はされない。

16000系と連結して運用中のACE その②
(南大阪線北田辺駅にて)

平日朝の8両編成その①
(南大阪線浮孔駅にて)
平日の早朝ラッシュ時の運用にて多客輸送対応の為に、
平時で2・4両運用のところを8両編成にて運用を行う。
ただし、これは早朝の上り列車に限る。
写真の編成は
16400系+16000系+16600系+16000系
の混成運用である。

平日朝の8両編成その②
(南大阪線針中野駅にて)
16400系+16600系+16600系+16400系

吉野川橋梁を渡るACE
(吉野線大和上市駅ー吉野神宮駅間にて)

水田の中を走るACE
(吉野線壺阪山駅ー市尾駅間にて)

高田市駅に停車中のACE
(南大阪線高田市駅にて)

吉野口駅に停車中のACE
(吉野線吉野口駅にて)

吉野駅に入線するACE

吉野駅に停車中のACE

おまけ:16400系旧塗装
(南大阪線坊城駅ー橿原神宮西口駅にて)
導入時から2019年初めの間までは、オレンジとブルーの塗装となっていたが、2015年から始まった近鉄特急塗装変更に伴い、順次現行の塗装に変更された。


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関連:日々の撮影記録・近鉄南大阪/吉野線系統

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